ドッグフードの基礎知識

【年齢別】ドッグフードは『与える量・回数・タイミング』が重要!

ドッグフードを与えるタイミングは、いつか知っておくのは大切なことです。品質の良いドッグフードがたくさん発売されていますが、どんなに質が良くても、正しいタイミングで与えなければ意味がありません。

愛犬にとってどのようなタイミングで、与えるのが良いのか分析するのは重要です。また一日にどれくらいの分量を上げたら良いのか、何回餌をあげるべきかも知っておきましょう。

規則正しい時間で餌を食べさせるメリットや、デメリットについても解説していきます。年齢ごとに餌をあげる量なども調整すべきですが、どのようにしたら良いのかも調べてみました。

与えるタイミングはいつ?

ドッグフードを与えるタイミングは、いつにしたら良いのでしょうか。タイミングを決めるのは、犬の年齢によります。もしまだ生まれて間もないのであれば、少ない量を何回も与えなければなりません。

大体、朝昼晩と三回に分けてあげていきます。ただ食欲や消化は個体差があるので、一回の量が少ない場合は、もう少し量を増やして下さい。お腹が空いてそうなタイミングを、見極めるのがベストです。

成犬になったら、一日の早い時間帯と遅い時間帯が良いでしょう。散歩をしてきた後や、公園で思い切り走った後が良いです。カロリー消費をした後は食欲がありますし体もドッグフードを欲しているからです。

1日に与える量はどれくらい?

一日にどれくらいのドッグフードの量を与えるかは、下記の要素を考える必要があります。

  • ドッグフードの参考値
  • 愛犬の体重
  • 愛犬の体型

ドッグフードによって推奨されている量は違ってきます。あるドッグフードは少なくても高カロリーであったり、たくさん食べてもカロリーが多くなかったりします。

まずは購入したドッグフードが、どれくらいの量を参考値として書いているかをチェックして下さい。

愛犬の体重や体型を考えるのも、大切なポイントです。若い犬であれば一日に必要な餌の量は多いですし、老犬であればそこまで多くはありません。愛犬の状況をよく考えて、量を決めて下さいね。

1日に与える回数はどれくらい?

餌を与える回数は、犬の年齢によって変わります。次の段階で年齢を考えて下さい。

  • 子犬
  • 成犬
  • 高齢犬

子犬の間は消化器官が未成熟なため、一回に沢山の量を食べられません。少ない量を何回も食べて、一日に必要な餌の量を食べきることが可能です。

子犬の場合は、一日に三回あげるようにして下さい。一回に食べる量が極端に少ないときには、回数を増やすこともできます。

成犬の場合は、一日に2回ほどドッグフードをあげると良いでしょう。これまでは回数を増やした方が一回に食べる量が少ないので消化しやすく、消化器官に負担を掛けないと言われていました。

注意ポイント

最近はお腹が空いている時間も、犬の健康には必要なことが分かっていますので、2回くらいにして空腹時間を作って下さい。高齢犬も子犬と同じ回数で良いです。

運動量で必要な量は変わる

ドッグフードを与える回数や量は、運動量で変わってきます。飼い主によっては忙しいので犬を思い切り運動させられる日は、週に何日か限られてしまうかもしれません。

できれば毎日公園などで走らせたり他の犬と遊ばせたりして運動させたいのに、理想通りに行かないことがあります。

運動した日はそれだけカロリー消費をしていますから、量を増やして食べる必要がありますよ。

ポイント

反対に運動をしていない日は、たくさん食べるとカロリーオーバーとなり、肥満に繋がりますから注意して下さい。

与えるタイミングを決めるメリット・デメリット

ドッグフードを与える量を決めた方が良いのか、決めなくても良いのか迷うことがあるかもしれません。初めて犬を飼うときには、ドッグフードの与え方が分からないことがあります。

実は毎日餌を与えるタイミングを決めることにはメリットもあれば、デメリットもあります。

どのようなメリットやデメリットがあるのかを知っておくと、自分の犬のケースではどうしたら良いのかを判断することができるでしょう。餌のあげ方を決めるために、これらの情報を参考にして下さい。

メリット

人間と同じように、犬も餌を与えるタイミングを決めておくのは良いことです。どうしてタイミングを決めておくと良いのでしょうか。

  • しつけ
  • ストレス
  • 飼い主が変わっても大丈夫

まずタイミングを決めておくと、それ以外の時間には餌をあげないという、しつけをきちんとすることができます。

タイミングを決めておかないなら、犬は食べたいときに餌が食べられると勘違いしてしまいます。わがままになり、お腹が空くとすぐに吠えるような犬になってしまいます。

タイミングが決められているなら、その時間まで待つようにしつけられ、辛抱強く従順な犬になるのです。

ストレスと飼い主のメリット

最初に餌をあげるタイミングを決めておくと、犬はストレスと抱えにくくなります。いつご飯を食べられるのか、不安になることがありません。時間が来たら、きちんとドッグフードを与えるようにして下さい。

もし時間を決めたなら、その時間に与えられないことが、愛犬にストレスを与えてしまうことにもなります。同じタイミングであげると、その時間に餌を食べる習慣ができます。

そうすると飼い主が変わっても、その時間になれば餌を食べるようになります。餌を食べるか食べないかが飼い主に依存しなくなるため、自分が不在の時でも犬は不安になりません。

デメリット

タイミングを決めてしまうデメリットも紹介します。

  • 飼い主に負担が掛かる
  • 時間が来ると辛抱できなくなる

ドッグフードを上げるタイミングがいつも一緒だと、必ずその時間に餌をあげなくてはなりません。

飼い主にとって毎日同じ時間に、二回や三回と餌をあげ続けるのは簡単なことではないでしょう。

飼い主に負担が掛かる

急に仕事の打ち合わせが入るときや、道路が混んでいて家に帰って来れないことがあります。

それでもタイミングが決まっていると、犬は餌を要求してきます。決まったタイミングに与えられないので、不満を溜めストレスが溜まっていくのです。

毎日タイミングがきっちり決まっていると飼い主にとって餌やりがストレスになります。実は犬にとってもストレスが溜まることになってしまいます。

注意ポイント

毎日同じタイミングで餌があげられれば良いですが、少しでもタイミングがずれると、犬はストレスを溜めます。

時間が来ると辛抱できなくなる

決まった時間になるときっちりお腹が空くようになっています。すぐに餌が与えられて辛抱する必要が無いように、しつけられているからです。

辛抱できなくなり、吠えたり興奮したりして餌を要求するようになります。タイミングが決まっていないと、飼い主が待てと指示したら、辛抱するようになるのです。

もちろん犬の性格や犬種にもよりますから、愛犬の場合にどうするかは、個体差を考えて決めて下さい。

年齢別にまとめ

ドッグフードの与え方を考えるときに、年齢を考慮するのは重要であることが、これまでの記事で分かったのではないでしょうか。年齢が変わっていくと、犬が必要とする餌の量が違ってきます。

食べる回数も、変化させていかなくてはなりません。最後に愛犬の年齢別に、どのようなドッグフードの上げ方をするのが良いのか考えてみましょう。

覚えておきたい情報をまとめましたので参考にして下さい。子犬と成犬、そして老犬の場合のドッグフードのあげ方を調べてみました。

子犬の場合

これまで説明してきたとおり、子犬はまだ消化器官が十分に発達していません。一回に沢山の量のご飯を食べてしまうと、上手く消化できずに胃や腸に負担が掛かります。

お腹を壊したり、きちんとしたうんちが出なかったりします。胃と腸に負担が掛かることがきっかけとなり、健康を害することもあるので気を付けてください。

そのため子犬にドッグフードを上げるときには、一回の量を少なくするように意識してください。

量を少なくした餌を、何回かに分けてあげると子犬は、お腹に負担を掛けずに餌を食べられます。
編集部

回数は、3回くらいに分けてあげられると良いでしょう。小型犬の子犬であればさらに消化器官が弱いので、4回に分けても良いと言えます。

犬の場合は成長が早いですから、体がしっかりとしてきたのであれば、段々と餌の量を増やしても良いでしょう。

餌の量を増やすときには回数を減らして上げないと、肥満になってしまいますから気を付けてください。子犬の場合は、ドライフードをかなりふやかしておくと、消化の助けになります。

成犬の場合

成犬にドッグフードを上げるときには、胃腸の強さを考えてください。胃腸が強い愛犬なら一回に沢山の量を食べられますから、一日一回の餌やりでも問題ありません。

神経質で胃腸があまり強くないときには、一日二回くらいが適当です。早く食事をする癖のある犬の場合は、胃に良くないので気を付けてください。あまり早食いしすぎると、糖尿病になるリスクがあります。

一匹だけで買っているときには問題ありませんが、二匹とかそれ以上の犬を飼っているときには、犬たちが競い合って早く食べる傾向があります。

ポイント

早く食べないと、餌を取られる心理が働くようです。そんな時には餌の量を減らして、一回に食べる分量を少なくすると良いでしょう。

餌のお皿が食べにくい形状のものを選んだり、ボールを餌のお皿に入れて置いたりするのも、食べるスピードを遅くするのに効果的です。

きっちりタイミングを決めなくても良いですが、大体同じくらいの時間帯に餌をあげていると、うんちの時間も決まってきますよ。

老犬の場合

老犬も子犬と同じように、お腹があまり強くありません。1回にあげる餌の量は、少ないほうが良いでしょう。

ドッグフードをふやかしておいてあげるのも、年取った胃腸にはやさしいです。年を取ると食べる意欲も減ってきます。

ドライフードをそのままあげると、喉につっかえやすくなることや、むせることがありますから注意してくださいね。

ポイント

ご飯を残すようになってきたら、カロリーが高めのドッグフードにして、少ない量でも一日に必要な栄養素を吸収できるようにして下さい。

餌を温めてあげると、良い匂いがするので老犬の食欲を刺激することができます。他にも鶏のささみを少しトッピングしてあげたりすることも、食欲を増進させるのに効果的です。

お肉のカロリーが気になるときには、レバーなど香りの強いお肉を、ほんの少しだけ混ぜるのも良いですよ。老犬でも食べやすい色々なドッグフードが出ていますから、餌の種類を切り替えるのも1つの方法です。

まとめ

ドッグフードを与える量や回数、そしてタイミングはそれぞれの犬の年齢や体調によって変わってきます。肥満な犬なのかそうではないかなどの、体型によっても変わってくるでしょう。

子犬や老犬であれば、一回に与える餌の量を少なくして、一日に何回かあげた方が、負担が少なくなりなります。健康な成犬であるなら、与える量を多くても問題ないので、一日二回くらいの回数で十分です。

餌を与えるタイミングをきっちり決めるか決めないかは、犬の性格や飼い主の生活リズムに合わせて決めることができます。メリットとデメリットを参考にして、ベストな判断をしていきたいですね。

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